監査から解放されるための方程式とは?
~Xの正体を探る~
先日のブログでは、監査指導を行う担当者の立場からの視点をお伝えしましたが、今回は事業所側の気持ちに焦点を当ててみたいと思います。
事業所側からすると、監査というものは非常に緊張感のあるものです。何かしらの不正疑惑があると、その疑惑が晴れるまで不安やプレッシャーが絶えません。
私たちが考えたのは、監査を無事に終えるための方程式です。
それは、「不正疑惑 + X = 監査を無事に終える」という形で表すことができます。では、そのXとは何でしょうか。
それを考えるのが私達です。
Xには、監査担当者の疑念を払拭し、事実関係を明確に伝えることが重要です。また、適切な書類や証拠を提供し、監査に対する真摯な姿勢を示すことも欠かせません。
私たちハイタッチは、事業所側が監査を無事に終えるためのサポートを行います。Xの部分をしっかりと埋めるために、事業所と共に対応策を練り、的確なアドバイスやサポートを提供します。私たちの役割は、事業所側が監査に対して安心して取り組めるよう、信頼性の高いサポートを提供することにあります。
不正疑惑があるからといって、必ずしも監査が不利に進むわけではありません。適切な対応とサポートを行うことで、事業所は監査を無事に乗り越えることができます。
私たちは、その手助けとなることを心から願っています。

自分が監査をする立場ならどう考える?
まずは監査する側の立場になってみる必要があります
従業員や利用者などから通報であったり、明らかな不正であったり、虐待や勤務実態の虚偽等の証拠の元に監査が発動します
そして簡単に式にすると
監査担当者側としては
不正疑い + X = 指定取り消し、または返金
Xには何が入るかわかりますか
「証拠」です。事業所にある書類関係の大半を持ち帰り裏付ける為の証拠を探します。
証拠があいまいでグレーな場合はどうするかというと
「供述(自白)」してもらい書面にして証拠にします
その為に重要なポイントがあります。
聞かれている事のみを答えるというのがポイントになります。
覚えていない事は正直に覚えていないと言えばいいし、代表や責任者であってもわからない事は正直にわからないと言えば問題ありません。
うろ覚えの事や不明瞭な事をベラベラ話する必要はまったくありません
相手が喜ぶような仕事をさせる事はありません。違う監査が始まってしまう事もあるので。
そのような状況で後ろ盾となり支援するのが私たちのハイタッチの役割です。監査という独特のシチュエーションにおいて、事業所の皆さまが正確な情報を提供し、適切な対応を取るための支援を行います。

いつから監査担当者は刑事になったのでしょうか?
不正監査に巻き込まれた事業所への支援
他法人の訪問介護事業所に監査が入った事で、その事業所に自社のケアマネが仕事を依頼していたという事で、組織的な不正の関与があったのでないかという事で監査が実施されるというのも最近良くみかけます。
そのような場合でも私達ハイタッチにご相談ください。
監査担当者の描いたストーリーに沿った供述を強要された事業所様もいますのでお気を付けください。
2~3年以上前の出来事を、突然監査にやってきて問い詰めてきます。適切に当時の事を待った無しで答えられるほうが不思議です。
また監査では白黒はっきりつかないグレーな部分も多々でてきます。
監査担当者としてもはっきりしない部分(確たる証拠がない部分)は事業所の管理者、担当者の方への聞き取りによる調書を作成していきます。
最近では、監査担当者が監査終了時に急かして調書を作成させ、内容確認や読み合わせなしにサインを求めるケースも報告されています。サインしたもののコピーを求めても断られたとか。。
ハイタッチではそのような事がないように心強い後ろ盾となる支援をさせていただきます。
度を過ぎた感情的な監査は許せません。

監査担当者のチームプレイ
監査の現場で繰り広げられる様々なキャラクターとの戦い
3~4名の複数の監査担当者が来ている監査に立ち会わせて頂く事が多いですが、担当者のキャラクターといいますか、役割で似たような光景をよく目にします
1 かなり高圧的な感じで終始攻め続けてきて、理詰めだけではなく、なぜか睨みつけてくるエース
2 書類や掲示物、ごみ箱の中身、メモに使っている裏紙の内容まで、何か見落としている所はないか詮索している探偵
3 気さくな人。「釣り好きなん?俺も一緒」「いつくらいからこんな仕事してんの?」「〇〇さんはすごいなー」「市役所はブラックな職場で困ってるよ」とか言ってくるフレンドリー要員
4 なんで来たかわからないけど、役職が一番高い人で黙ってじっと見ているだけの仙人。
偏見であればすいません。
はっきり言える事は、あなたの事業所の味方になってくれる方はいません。
不適切な事が1つあるなら、あと10個はあるのではと思いながら全力で監査しています。
彼らを否定するつもりはありません、仕事ですから。
全力で監査してくる相手にはこちらも全力で挑まなければ正当な部分の主張もできません。
私たちの理念は、「あなた以上にあなたの事業所の事を理解し救済する」です
乗り切るアドバイスをさせていただきます。
お問い合わせお待ちしております

監査で成功するための鍵
背後の事情を知り、前向きな対応のススメ
監査には勝ち負け、失敗成功は基本的にはないですが
想定していない事による監査で終始相手ペースであったり、監査という独特の雰囲気にのまれてしまい、最後まで事業所としての正当性を主張できない結果で終わるという監査は失敗と思われます。
そうならないためにはどうすればいいか。
まず監査を分析しその背後にある事情を入念に調査し、どのような要因が監査を引き起こしたかを理解することが成功への第一歩です。そうする事で監査という見えていなかった相手の姿がはっきりしていきます。精神的にも前向きになり、事業所としての正当性を主張し、どのような対応が必要でその準備を行うことが可能になります。
想定内の監査だった場合、それは結果的に指導があったとしても失敗ではなく改善と言えるのではないでしょうか。
私たちの理念は、「あなた以上にあなたの事業所の事を理解し救済する」です
お問い合わせお待ちしております
